Association for Renovation of Hosei University 55' & 58' Buildings  
 
 
「法政大学55/58年館の再生案プレゼンテーション」
   

リノベーション案作成者(本学建築学科)からのメッセージ

  法政大学市ヶ谷地区の整備については、昨2010年4月に学内に開発本部が発足し、55・58年館の全面建て替えを前提とする再開発計画に関しての調整作業委員会による内容検討作業が進められてきた。同年5月にデザイン工学部からは「リノベーションに基づく計画」を提言するも採用されるにいたらず、現在におよんでいる。

  もとより、この再開発計画は1994年に決定され、その後第一期計画実現の後に一旦凍結された構想案を再開するものだが、構想案のスタート時点からはすでに17年余が経過し、その間には当初の想定には含まれなかったいくつかの大きな変化が生じている。隣接校地の購入や外濠校舎建設といった学内的な方針変更に加えて、対震補強技術や設備改修技術など工学分野における進展や、歴史を経た建築物の評価に対する価値観の社会変化など、状況は大きく変化してきている。

  このような中で改めて市ヶ谷キャンパスの将来像を考えるにあたって、「一体どんな姿がふさわしいのか」についての考察と検討を重ねた末に「55・58年館リノベーション」を具体的提案として完成するにいたった。この提案は、リノベーションを基軸に一部新築と建て替えを組み合わせたハイブリッドな内容からなるもので、以下4つの実質的な特徴を備えている。

(1)計画実施にあたって一切の代替施設を必要としない。
(2)工期が短期間に納まってくれる。
(3)使いづらくなっている55・58年館教室の座席配置が大巾に改善される。
(4)外濠側からの景観的特徴を変化させない。(なお、現時点での耐震性はかなり高いが、一部に耐震補正および耐震補強が必要となる)

  以上の通り、現実的な諸問題をクリアしつつ、戦後日本の代表的な近代建築「法政大学55・58年館」の姿を今後へ継承しうる、きわめて有効な方策としてご紹介したい。

 

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