Association for Renovation of Hosei University 55' & 58' Buildings  
 
 
 

[再生案の一例]  
[建替えた場合]  
[リノベーション事例]  
これまで各地で行なわれたリノベーションの事例の一部です。建替えではなく再生された校舎を事例としてあげました。
 法政大学62年館(現市ヶ谷田町校舎:デザイン工学部)
 武蔵野美術大学アトリエ棟
 日土小学校
 名古屋大学豊田講堂
[55/58年館再生案]  
「法政大学55/58年館の再生案プレゼンテーション」本学建築学科作成
     
   
[再生案の一例]  
 
   

 ちょっと想像してみる。55、58年館が完成した春、桜ふぶきの海に浮かぶ校舎群、外堀桜堤や靖国神社から花びらを吸い上げた風がゆったりとした校舎のすき間を通り過ぎ、通い始めた若人に対して自由の気風をあおりたて、そしてみなぎらせてゆく。
 激動の60年代直前、市ヶ谷キャンパスの原風景と思えるような映像が脳裏に浮かぶ。
 その後現在に至るまで、法政大学は80年館や富士見坂校舎を獲得し東側に拡張してゆくと同時に、古い校舎を外堀校舎、ボナソワードに建て替えてゆく。その間、失ったものは上記のようなゆとりのある建物のすき間、統一観、学生の居場所、そしてかろうじて残ったものは半分切り取られた中庭状広場を含む外堀側と靖国神社側のオープンスペース。55,58年館は今、このオープンな場を担保している。しかし、キャンパス全体としては、明確な関連性を持たない施設群が相互に接し合っているだけのようにも思える。
 今、必要なのは、富士見坂校舎と80年館が造るネックな部分のオープン化、シースルーのブリッジやエレベーターによる3D的リノベーション=キャンパスの空中回廊化による施設間の関連性の向上などの計画の案出である。この時55,58年館の廊下部分は積層化された円柱コロネードとして生まれ変わるかもしれない。
 以上のような教育の場としての効率化と活性化、学生の場の拡張、自由な場の創出などを目指す計画案は、55,58年館の再生と同義であると思う。

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● 3階レベルで55年館に、3スパン分の穴を開けて、お濠の緑(水)と靖国神社の森の緑をつなぐ景観を作る。
● その穴につながり、南側に広いテラスとそこに面したカフェを作り、学生達の交流の場とする。ここは屋上緑化を施して、靖国の森と、お濠の水と緑を眺められる素晴らしい環境になる。
● 3階のテラスから階段で2階に降りると、ここにも広いテラスと学生食堂があり、又既存の学生ホールの吹き抜けともつながって、学生の活発な動きと、コミュニケーションを生み出す。
● 1階と地下を利用して、現在の511教室よりも広い教室を作る。又はこれを2つに分けて、500人程度の教室を2つ作ることも考えられる。
● 3階レベルが学生達の集まるプラットホームになると、上下階への移動が容易になり、現在稼働率の低い上層階の教室の稼働率が上がることが期待できる。その時に現在の古いエレベーターは最新のものに取り替えて、スピード、稼動システムを変更すれば、現在のエレベーターのスペースでも十分移動は容易になる。

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 現在は建物の背面になっている庭園側に55/58年館に沿ったアトリウムを設け、学生が往来し、談笑し、休憩するアクティビティーのある空間を作ります。現在の大教室は解体し、新しく造られた職員食堂(2F)・学生のラウンジ(1F)の地下に移し、靖国神社の緑も取り込んだ新大内庭園が生まれます。緑に面し学生が往来するアトリウムにより55/58年館に活気がよみがえります。

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[建替えた場合]  
 
   
戦災を免れた第一校舎(1921年山下啓次郎設計), 第二校舎, 本部棟と、戦後に完成した 53,55,58年館の全体像。
 
   
53,55,58年館のほか, 学生会館(74年河原一郎設計)と80年館(80年鬼頭梓設計)が加わった多彩なキャンパス構成。
 
   
55,58年館を使用しながら大型教室(中層)を建替える場合、計画建物の位置と形状には多くの選択肢はない。
 
   
外濠越しに望む姿からキャンパスとしての一体感と奥行感は失われ、単なる市街地ビルの群立でしかない。
   
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[リノベーション事例]  
 
   
 
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[55/58年館再生案]  

「法政大学55/58年館の再生案プレゼンテーション」本学建築学科作成

2011年7月30日 「法政大学55/58年館再生案プレゼンテーション」を行ないました。

   
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